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25歳素人童貞になりました(飛田新地体験レポート)

4月29日、この日は僕のbirthday eveであり、そして今日、4月30日は25歳の誕生日である。実は、去年も誕生日に童貞を卒業しようと考えたのだが、主に金銭的な事情から計画を断念してしまった。いや、金銭的な問題は些細なことだ。結局は、僕にほんのちょっとした勇気が足りなかったのだ。今年は金銭の目処がつき、説明会を予約することで大阪に行く理由を作ることもできた。童貞を卒業する舞台が整ったのである。

 

18時過ぎ、梅田で行われた説明会を終えた後、地下鉄御堂筋線に乗り、天王寺駅に着く。天王寺駅からは携帯で地図を見ながら移動したので、やや時間が掛かったものの、道に迷うことなく19時過ぎには飛田新地へ辿り着くことができた。

 

そして、青春通りを廻りながら嬢を吟味した。ここで生来の方向音痴っぷりを遺憾なく発揮し、同じ通りを2,3回は巡回してしまった。途中、客引きのおばちゃんから「はよ決めぇや!マスクのにーちゃん」と大声で罵倒されることもあり、非常にイライラした。結局、はじめに見た時に可愛いと思った、大人しめのおっとりした子に童貞を捧げることにした。優柔不断が災いして嬢を決めるのに20分も掛けてしまった。

 

思い返してみると、これは明らかに失敗だったと思う。好みの子を見かけたら即断した方が確実に良い。時間を掛けると体力を消耗してしまい、性欲も減退してしまう。また、今回の企画で失敗したことがもう一つある。それは飛田新地に行く前に説明会に参加したことだ。説明会に参加するという「飛田新地へ行くための動機」を作ったのは好判断だと自分でも思うが、スーツを着て説明会に参加し、2時間もの間、集中して人事部のおっさんを聞くのはなかなかに疲れる。正直、飛田新地に着いた時はあんまり性欲がなかった。嬢を吟味している時、どの子を見ても「可愛いなぁ」と思うに留まってしまい、視覚と性欲が直結しない。嬢を選んで、いざプレイに突入する段階に至っても、射精できるかどうか心配だった。

 

階段を上がって個室に入り、改めて嬢と対面する。まじまじと見ると嬢の肌が少し汚く、それを隠すように濃いメイクをしていた。端的に言って、メイクが合っていないように感じた。照明の効果は偉大だと思いつつも、嬢選びを間違えたんじゃないかとさえ思った。

 

20分16000円のコースを選択し、料金を嬢に払う。僕は嬢が階段を降り、会計をしている間にスーツを脱ぎ、覚悟を決める。会計を済ませた嬢が再び個室に来て、いよいよプレイ開始。全裸になり布団に座って嬢と対面し、モノにゴムをつける。裸を彼女に見せつけていることになるけれど、それは相手も同じ状況だから、そこまで羞恥心は抱かなかった。まぁ、体毛が濃いなんて些細なコンプレックスを気にするような場合ではない。おっぱいパブの時に女性の体を触ったことはあるので、さほど遠慮なく女体に触れられる。でも、あんまり興奮しない。童貞が興奮するという噂のフェラをしてもらったんだけど、なんだかくすぐったいだけで、全然勃つ気配がない。乳首を舐められたりもしたんだけど、そこまで興奮しなかった。僕もキスをしたりおっぱいを揉んだり、下の部分を触ったりした。この時「おっぱい吸ってもいい?」とか許可を求めてしまうのは、非常に格好悪いとは思うんだけど、そうすることでしか動けないから仕方がない。まぁ通い詰めるうちに情に対して積極的になっていくのだろう。そんなことをしていても、やっぱりそこまでムラムラしなかった。彼女が店の前で見た時よりも可愛くなかったという事実が、かなり性欲の減退に寄与していると思う。

 

それでも嬢のサービスは一流で、ゴム越しの素股や体を密着させての正常位をしてもらううちに、僕のモノは次第に固くなっていった。騎乗位や立ちバックも考えたけど、初回でトリッキーな体位をしてもあんまり興奮しないのは目に見えている。僕はちょっと足が痛くなるのを我慢しつつも、密着しての正常位を執拗に繰り返した。この体位の長所は女性の顔を直視することなく体に触れられるという点だ。行為の最中、彼女は必死に喘いでいたけれど、確実に演技だったと思う。「やっぱり結構演技することが多いんですか?」と聞きたかったけれど、さすがに雰囲気を台無しにするような失言はしたくない。彼女は僕を興奮させようと頑張っているのだ。僕もその期待に応えたい。1対1でのセックスというシチュエーションを共有したい。シチュエーション。今思えばそれが僕にとって最も大切な興奮材料だったのかもしれない。僕は3次元もので抜くことが多いのだが、野外露出やマッサージなんかのシチュエーション系の動画を用いる場合が多く、普通のセックスシーンは滅多に見ない。だから、プレイ始めはイマイチ興奮できなかったのだろう。シチュエーションに没頭できなかったのだ。しかし、時間を掛けて嬢とまぐわうことで、次第に凝り固まった脳が可塑していった。セックスに没頭できるような脳に変化していったのだ。

 

喘ぐ彼女と、無言で腰を振りピストン運動をする俺。彼女は明らかに興奮していない。でも、俺を興奮させようとして必死に演技している。ならば、俺は俺自身が興奮すべく最大限の動きをするしかない(と言いつつ実際は腰を動かすことしかできなかった)。そうすることで、仮初にも「愛のあるセックス」というシチュエーションを共有することができる。あの時、確かに俺と彼女の目的が一致したのだ。俺と彼女は物理的にも精神的にも交わっていないし、これからの人生で交わることもない。けれども、交わっていないからこそ、互いが幸福で居られ、俺は理性的に興奮することができたのだ。最終的には「あっ…イク」「…んっ…あぁっ!」なんて呻き声を上げながら射精した。

 

結構出てるね(笑)、なんて言われながらも嬢の為すがままに後処理をしてもらった。まだ時間が少し余っているらしく、服を着てから彼女と雑談した。このプレイは時間が長く感じちゃっただとか、就活の話とかをしているうちに時間になり、僕は虚脱感に溢れながらも店を後にした。オナニーの数十倍は疲れた。

 

教訓

①嬢は早めに選べ

②体力を温存しろ

③性欲のモチベーションを上げておけ

 

次回は内定が決まった後に、ギャル系の子とセックスします。